米国カリフォルニア州ハンボルト郡ガーバービルに設置された1本丸太のログハウス
The FAMOUS ONE-LOG HOUSE – Garberville, CA

ゴールデンゲートブリッジ、フィッシャーマンズワーフ、アルカトラズ島など、世界中から多くの観光客が訪れる人気の都市、サンフランシスコ。そこから車で5時間半程北上したところにあるガーバービルに設置された1本の巨大な木をくり抜いて造られた「有名なワンログハウス」を紹介いたします。
「有名なワンログハウス(Famous ONE-LOG HOUSE)」


このユニークな建物は、1946年にアート・シュモック(Art Schmock)氏ともう一人の男性によって、マッキンリービルにて製作されたもので、1本の巨大なレッドウッドの丸太から手作業で作られたログハウスとなります。樹齢2100年のセコイアの大木をくり抜いて造られており、重さは42トン、高さは7フィート(約2.1メートル)、長さは32フィート(約9.8メートル)となっています。この空間をくり抜くのには、約8か月の時間を要しました。
このログハウスには車輪が取り付けられ、アメリカ国内を巡回する計画が立てられましたが、家のサイズがあまりにも大きすぎた為、マッキンリービルにしばらく放置されていました。その後、カミングス(Cummings)に25年間、フィリップスビル(Phillipsville)にて23年間保管された後、1999年にこの地に定着することとなりました。
ワンログハウスの内部は、キッチン、リビング、ダイニング、寝室エリアが備えられており、まるで1LDKの家のような空間となっています。