米国ジョージア州ピケンズ郡ジャスパーに建てられたダブテイルログハウス
The Wills Home – Jasper, GA
ジョージア州の州都であるアトランタから車で1時間程北に行った先に、人口4,000人程が暮らす小さな町、ジャスパー市があります。ジャスパーは、自然に囲まれた穏やかで静かな町の雰囲気を持っていることで知られ、ホリデー休暇やアウトドア活動を楽しむのに最適な場所とされています。そんな町に移り住んだウィル夫妻が、老後暮らしに選んだ家がダブテイルログハウスでした。
ウィル夫妻は、退職後に住む家を探すため、アトランタで開催されていたホームショーに参加し、ハースストーンの事を知りました。当初は、「アンジャー(夫)がログ材をたくさん使ったログハウスを望んでいましたが、私はそれを考えていませんでした。私はアメリカの伝統的な家を建てようと考えていた」とディーンさんは話してくれました。
アンジャーさんは彼女に、「もしログハウスが駄目なら、ティンバーフレームを検討してくれるか」との質問を投げかけ、ディーンさんはこれに了承したことで、ティンバーフレームを建てる為の情報を集め始めました。そしてログハウスの雑誌を読み漁る中、ディーンさんの中で丸太のログハウスではない角ログのダブテイルログハウスに興味を惹かれていきました。
そこでウイル夫妻は、ハースストーン担当者が所有していたジョージア州カルフーン郡にあるダブテイルログハウスを見に行き、ディーンさんも自分もこんな家に住みたいと決心し、すぐさまテネシー州にあるハースストーン本社を訪れました。そして、夫妻がスケッチした間取図に合わせたプランをデザインし、夫婦の隠居暮らしの家を実現のものとしました。
ディーンさんが最も気に入っているキッチンには、アイランド型キッチンを採用。そこには2つのオーブン、料理本や雑貨を収納するスペース、そしてシンクが備わっていて、来客をおもてなしする時には欠かせない場所になったと言います。「この家に移り住んでから、これまで以上に料理をするようになりました」とディーンさんは嬉しそうに話してくれました。
ウィル夫妻は、このダブテイルログハウスがもたらしてくれたライフスタイルの変化を楽しんでいます。「私は小さな町の近くの田舎で育ったので、そこに戻りたかったのです。年齢を重ねるほど、平和と平穏を望むようになりました。」とディーンさんは言います。
この家は尾根の上に建てられているため、両側から近くの山々の美しい景色を眺めることができるようになっています。朝には正面玄関のポーチから日の出を眺めることができて、そして夕方には裏のデッキから夕日を眺めることができます。家の前にある滝が魚のいる池に流れ落ち、その穏やかなせせらぎが玄関ポーチのブランコまで漂ってきて、よりリラックスした雰囲気を演出してくれます。
しかし、平和と静けさは退屈と同じではありません。「一晩や週末を過ごすためにたくさんの人が来てくれました」とディーンさんは言います。「私たちは何度かパーティーを開き、近所の人たちをおもてなししました。さらには家の工事に携わったスタッフのためにパーティーも開きました。彼らと楽しい時間を過ごしました。」と夫妻は言います。
ウィル夫妻にとって、自宅でリラックスして楽しむ余暇と活気ある暮らしの組み合わせは、いわゆる「黄金期」を確かに黄金色にしています。