宮城県白石市にて建設が予定されておりますダブテイルログハウスに使用される構造材につきまして、手斧によるハンドヒューン仕上げの表面加工のご依頼をいただきました。

今回ご依頼いただきましたのは、国産の大径材を扱う建材ブランド「EASTRIDGE(イーストリッジ)」で、宮城県を拠点にログハウスを手掛けるLOG TRUST(ログ・トラスト)がデザインした、蔵王町近郊に建設予定のダブテイルログハウスの構造材のハンドヒューン表面加工となります。
注目すべき点としては、今回アッズ打ちしたログ材が、東北地方において初めて建設されるダブテイルログハウスの構造材であるということです。アメリカの伝統的な木材加工技術と国産材の魅力を融合させたこの取り組みは、地域における新たな木造建築の可能性を示すものとして、大きな意義を持つプロジェクトであると考えております。


伝統的な技法を用いたハンドヒューン表面加工は、素材の風合いや重厚感を際立たせるものであり、私たちの技術を信頼してお任せいただけたことを、大変光栄に存じます。完成に向けて一つひとつ丁寧に作業を進めさせていただきました。