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釿(ちょうな)がけの模様 – 「ダブテイルログハウス in藻岩下」 |日本ハンドヒューン協会

2022年09月8日 - 事例紹介

出張先の現場にて、職人による「釿(ちょうな)がけ」という加工をダブテイルログ材に施しました。

「釿(ちょうな)がけ」とは、釿(ちょうな)という大工道具を使って、木材の表面を粗削りすることを言います。釿は、紀元前には世界各地で使用されていたとされる手斧の一種で「大工道具の化石」とも呼ばれ、今ではごく一部の宮大工や木地師(椀や盆などを作る職人)のみが使用しています。

そして、この手斧で削り跡を残す技術は「名栗(なぐり)」と呼ばれ、古来より日本建築にも使われてきた表面加工となります。

この加工(英:Hand-hewing)を、ダブテイルログハウスの構造材にも施すことで、独特な味わいと年を重ねた深みを持った表情のログ材を作ることが出来ます。

本プロジェクトについて、ご質問や現場見学をご希望の方は日本ハンドヒューン協会までお問い合わせ下さい。

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By | 2022年09月8日

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