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石材とログ材を調和させたアウ邸 in アルテジアンレイクス テキサス州 |ハースストーンホーム

2023年09月5日 - 事例紹介

米国テキサス州リバティー郡クリーブランドに建てられた、個性的なデザインのダブテイルログハウス

Ough Timberwright Home – Artesian Lakes, TX

20世紀初めに油田が発見されたことで、石油精製・石油化学産業の中心地として成長を遂げたテキサス州東部にある世界都市のヒューストン。そこから車で1時間ほど北上したところにある「アルテジアンレイクス・リトリート (The Retreat at Artesian Lakes)」というリゾートコミュニティに、そのダブテイルログハウスがあります。

「アルテジアンレイクス・リトリート (The Retreat at Artesian Lakes)」とは

テキサス州ビッグシケット国立保護区の境界に位置し、ヒューストンの北約1時間の場所にあるアルテジアンレイクス・リトリートは、自然との共存を重視したウォータフロントにあるコミュニティです。

宿泊できるコテージから、購入可能なログハウスや湖畔サイトの土地、カヌーやフィッシングができる湖、大きなスイミングプールとジャクジー、そしてカンファレンスセンターがあり、週末旅行や、ロングステイ、企業の保養所、ウェディング、セミナーやワークショップなど、様々な用途で利用できる自然に囲まれた静かなリゾート地となっています。

The Retreat at Artesian Lakes | Texas Ranch Sales, LLC

アウ邸 in アルテジアンレイクス テキサス州

湖に囲まれたアウ邸は、ティンバーライト仕様(ハンドヒューン表面加工+ハンドエッヂカービング)のイースタンホワイトパイン材(6 x 14インチ)を使ったダブテイルログハウスです。

延床面積が約334㎡にも及ぶアウ邸には、開放感あふれる吹き抜けリビングから、再生利用したヒノキを使った個性的なキッチン、ビリヤード台付きのエンターテイメントスペース、屋根と窓付きのカバードポーチ、マスタースイート(主寝室とリビングスペースを兼ね備えたスイート)、そして3つのゲストルームなどがあります。

建築までのオウ夫妻のストーリー

オウ夫妻(スティーブ&リンダ)は、高校時代に付き合い始めてからそのまま結婚したカップルで、1997年にモンタナ州に引っ越すまでは、約20年間テキサス州に住んでいました。3人の子供たちが成長した頃、スティーブ氏は不動産と投資に関わるようになり、テキサス州にあるアルテジアンレイクス・リトリートの共同所有者(セカンドホームの事業開発)になりました。

そして、その地にモンタナ州が寒い時期に移り住める住宅兼レンタル可能なショールームとして、アウ邸を湖畔サイトに建築することに決めました。

家の設計士には、美しい湖畔の自然に調和するデザインを提案したVan Bryan Studio Architectsの建築家、リア・M・シュートを起用。彼女のデザインでは、ログ材と石材を組み合わせるとともに、サイトの高低差を利用して寝室と共用エリアの間にダイナミックながらもプライバシーを確保した通路、湖の美しい景色を最大限に楽しむことができる大広間、そして交差する屋根が取り入れられていました。

設計デザインと加工したログ材を含めた建築材の準備が整い、建設作業に取り掛かり始めましたが、2005年に猛威を振るったハリケーン・カトリーナとハリケーン・リタの影響で、クレーンやブルドーザーなどの重機を確保することが出来ず、工事を進めることが出来ませんでした。

最終的には、数百マイル離れた場所から重機をトレーラーにて現場まで運びました。

2008年春に完成したオウ邸には、ハリケーン被害で倒れた原木のヒノキを再生利用するため、アイランドキッチン周りのフレーム、階段の手すりや柱、トイレのシンクなどに積極的に取り入れられました。

「私たちは、靴を脱いで快適に過ごせる場所を求めていました。実際、とても魅力的なので、私たちがゲストを招き入れると、彼らの多くは週末ずっと滞在する傾向があります。」と、リンダさんは語ってくれました。

本プロジェクトについては、【ハースストーンホーム】までお問い合わせ下さい。

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By | 2023年09月5日

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