米国テネシー州ウィルソン郡レバノンに建つダブテイルログハウス
Twin Pines Ranch Home – Lebanon, TN

テネシー州ナシュビルから車で約30分程東にあるレバノン(Lebanon)は、人口約4万人が住んでおり、ナッシュビル都市圏の一部として経済・商業の中心地の1つとなっています。
レバノンは、その名の由来となった中東のレバノン杉にちなんで「シダー・シティ(Cedar City)」という愛称でも知られています。実際に、市内には広大な レバノン杉州立公園(Cedars of Lebanon State Park)があり、ハイキングやキャンプなどのアウトドア活動が楽しめる自然豊かなエリアとして親しまれています。
また、レバノンは歴史的な街並みが残る一方で、近年は商業や産業の発展が進み、多くの企業が拠点を構えています。特に、鉄道輸送の拠点や製造業が発展しており、経済的にも重要な役割を果たしています。

その町に位置するカントリーミュージシャンであるチャーリー・ダニエルズが造った「ツインパインズ牧場(Twin Pines Ranch)」に建てられたダブテイルログハウスを紹介いたします。
チャーリー・ダニエルズ(Charlie Daniels)は

アメリカのカントリーミュージックのミュージシャン、シンガーソングライター、バイオリンの奏者で、1979年にリリースされた代表曲「The Devil Went Down to Georgia(悪魔がジョージアにやってきた)」で広く知られています。
彼はカントリー、サザン・ロック、ブルーグラス、ブルースなど幅広いジャンルの音楽を融合させたスタイルで人気を博しました。また、チャーリー・ダニエルズ・バンド(The Charlie Daniels Band)を率い、多くの楽曲を発表しました。彼の音楽はアメリカ南部の文化や価値観を色濃く反映しており、長年にわたって愛され続けています。
音楽活動だけでなく、愛国的な活動やチャリティー活動にも積極的に取り組み、多くの人々に影響を与えました。2020年に83歳で亡くなりましたが、彼の音楽と功績は今もなお多くのファンに支持されています。
ダニエルズ夫妻が築き上げた「ツインパインズ牧場」は、東京ドーム約15個分に相当する広大な敷地(72.8ヘクタール)を誇ります。その敷地内には、静寂に包まれた森と釣りを楽しめる美しい池が広がり、周囲からの視線を完全に遮ることで、著名なカントリーミュージシャンであるチャーリー・ダニエルズ氏にとって理想的なプライベート空間を生み出しています。


そんな恵まれた環境の中、1979年に建てられたのがダブテイルログハウスです。延床面積約370㎡を誇るこの建物は、ベースメント付きの2階建て構造となっており、自然に囲まれた穏やかな暮らしを実現するにふさわしい佇まいを持っています。
ツインパインズ牧場では、馬と牛を育てており、まさにカウボーイの様なライフスタイルを過ごすことができるようになっています。